2010年8月アーカイブ

呼吸がピッタリ!という言い方。

相性が合うということでいいのかな?

アートディレクターと相性が合うととりわけ嬉しいものだ。

「ひととき」という雑誌(=新幹線のグリーン車の背に挟まれている)の

撮影で寺島しのぶさんを撮った号が届いた。

中判フィルムで撮影したもので、

自分の中では撮りたいイメージが先行(自然光で撮影し、しっとりとした空気を撮る)して、

実際は思った以上に現場が暗く、ライティングによる撮影&狭い空間と予想以上に短時間な中という

反省が残る撮影だったのだがページを開いて嬉しくなった。

この中から使ってください!と書いて編集部に渡していたのだが、

その中でもドンピシャの写真がセレクトされて掲載されていたから。

たった1球の失投に泣く!というのとは、正反対の意味で、これしかない1枚。

こういうときは素直にADに感謝する。

寺島しのぶ.JPG

東京湾華火.jpg
「花火を見にきませんか?」

知り合いの方の家に招かれた。

「花火は音が聞こえなくては?」と進められ

ベランダから見える間近に迫る花火。

見事な花火が終わるごとに周囲から沸き立つざわめきというか歓声。

歓声が静まり次の音が聞こえるまでの僅かな合間に

この夏も終わるなぁ、と寂しさも感じた。

輪廻転生、激しく燃えたこの夏も、間もなく往く。

夏に厭きた表情が見える都会の人々。

歓声はその思いを打ち消す最後の夏に残されたエネルギー。

花火の音が耳に残る2010年も終わっちゃうね。

花火4 .jpg

2010年の8月は、日曜日からスタートする。

こんな日々に、撮影やら、写真展の準備やら(2日から、ポートレート専科のスタート)

大童であるのだが、もう一つ休日を返上させている”ある出来事”。

それが、いよいよオープンの「TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY」(略称T・I・P)。

ランナーにとっての皇居のような、写真ファンの故郷になればいい。

詳細や思いは、編集長日記で書いたけれど、

僕らにとって、未来をどうしていくかは、いまを生きる人の考えなければいけない責任のひとつ。

この国を、この業界を、次の世代に「頼んだぞ」と渡すための今やる未来への投資と考えている。

 

RIMG0035.jpg
この夏も暑いね、ちょっと走っただけで汗が滴り落ちる。

写真は、レイボーブリッジから走って撮った「ランナーズフォト」