2012年3月アーカイブ

10回を迎えた御苗場は、過去最大の200ブースを超え、学生参加数においても同じく過去最高を記録しました。

申し込みと同時にキャンセル待ちが70名以上出たためブース数を増数しました。

主催者として強い期待を感じての開催でした。

全体の総評として、プリントへのこだわりやペーパーの選定を含め、展示することに工夫が見られたことが印象的です。

過去の展示から参加者が多くのことを学んでいるということが伺われました。

作品については、きれいな作品だけでなく、ビジュアル言語としての写真の可能性を追求し、そこに真正面から立ち向かっていく写真が強く印象に残りました。

また、革新的な作品も随所に見られ、それがオリジナリティとなっていました。

レビューアーの一人、エモン・フォトギャラリーの小松整司氏が15名のエントリー者を選んだ後、どうしても誰か一人に絞ることが出来ないと3日間御苗場に通われた後の苦渋の選択をされたことが、今回の御苗場のジャンルバリエーションの豊富さと個性的作品の多様さを語っていると感じます。

回を重ね、歴史を刻んできた御苗場ですが、第1回から御苗場の目的は変わりません。

・忘れかけていた夢や諦めかけていた気持ちを、後押しし、実現の場とし、皆で祝うこと。

・多くの仲間や普段会えない特別な人と”出合う”ことのすばらしさを体験できる場所。

この2つの原点を追求し、さらなる仕組みを革新していきます。

 

昨年は、NYフォトフェスティバルでの御苗場開催に至りましたが、

10回の今年は、これから秋にかけてレビューアー賞受賞者によるダミー写真集の制作、

そして、その中からNYと日本での写真集発刊を予定しています。

今回、海外から参加してくれたレビューアーであるMichael Famighetti(アパチャ―副編集長)をアドバイサーとしてこのプランを実行していく予定です。

 

以上が、2012年御苗場Vol10の総合評価です。

みなさま、ありがとうございました。

 

テラウチは、編集長ブログでお伝えした通り「PHaTPHOTO」の編集長を後進に譲り、

手のあいた分、写真家としての活動を大きく行っていきます。

今後とも、よろしくお願いいたします。