kubotaのキャップ
「kubota」というロゴが入った白地に唾だけスカイブルーのキャップを被った
皺深い老人がTVに映っていた。
何だろうと見ていると、
「あんたたちが来てくれたから元気になったよ」と力強い声でインタビューに応てていた。
「息子は消防団で、避難の誘導中に、わしの目の前で津波に飲み込まれて死んでしまったが
わしは生き残った」「息子の分も頑張らなきゃね」と一瞬、鼻に手をやってツンと来た感情を
やり過ごした後は、涙ぐむことなく「あんたらが来たから元気が出たよ」と繰り返す。
自分に言い聞かせる言葉だろうが、じいちゃん強いなぁ!と心から思った。
あの3月11日以降、人生というには、厳しく切ない出来事がたくさん起こったことだろう。
この人たちの役に立ちたいと思う。
日本をどうにかするというより、被災にあわれた方々の気持ちに、動かざるを得ない心情になる。
今日から本格的にスタートした「復興支援プログラム」。
TIPのラウンジには、賛同いただいた写真家51名のポストカードがぶら下がる。
今日も、写真家の方々や一般のお客様が来てくれてポストカードを買っていってくれた。
1枚200円という小さい額だが、今日だけでも多くの売り上げになったと思う。
全額寄付して、被災地へ送る。参加いただいた写真家の人たちにも買っていただいて、義捐金にさせてもらっている。http://savejapan.photocardsproject.com/index.html
どうか、この企画に写真ファンの方々の力を貸してください。
23日から26日まで北京に行き、
三影堂写真芸術中心で行われる春のフォトフェスティバルに
レビューアーとして参加します。
http://www.ccdphotospring.com/ccdphotospring/Photo_folio/Photo_folio.html
漢字で書いてあるから、よく判る。
せっかくだから、この会場にも、ポストカードを持参して販売をしてきます。
頑張ろう、日本!!!
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