数学的にありえない!
このタイトルは、アダム・ファウアーの人気小説。
「賭ける対象が馬であろうと、スポーツの試合であろうと
カジノのゲームであろうと、窓ガラスを伝い落ちる
水滴であろうと、ギャンブラーとは、不利な確率にかける人間である。
それに対し、冷静な状況判断のできるポーカープレイヤーは有利な確率にかける。
ギャンブラーがロマンティストだとすれば
ポーカープレイヤーは、リアリストだといえるだろう」
という、ポーカープレイヤーであるアンソニー・ホールディンの名文で始まる小説だ。
この数学的に…に近い話をしたい。
今、2009年度の新卒面接を繰り返し行っている。
幸いなことに大勢の学生たちが来てくれて、面接をしながら
「さらに、頑張ろう!」と熱い気持ちにさせられているのだが、
その面接の中で、
「私が御社を選んだのは、志賀理江子さんの才能を2006年に認めていたからです。
先見性に驚いています」という主旨のやりとりがあった。
よく調べているなーと思って嬉しくなったのだけれど、
実は、さらに凄くて、
ここ3回の木村伊兵衛賞受賞者を、すでに2006年の時点で
注目株として取り上げている号があるのだ。
その号とは、上戸彩の表紙の「PHaT PHOTO EXTRA」
特集はズバリ「今、この写真家と仕事がしたい!」という内容。
20名の写真家を注目株として取り上げた号だ。
(残り5冊ですが、WEBからも買えます)
http://cmsinc.shop-pro.jp/?pid=5746872
この確率は、どのくらいの確率だろう?
(そして、他のメンバーは誰?と気にはならないだろうか?)
数学的にありえない!は大げさかもしれないけれど
やっぱりすごい確率だと思ってしまう。
「PHaT PHOTOとは、真贋を見極める目のある雑誌だ」
といってくれた、アサヒカメラ編集長の奥田氏の言葉をありがたく思い出しながら
これからも、そうあり続けようと決意新たにしている今日この頃。
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