入稿終了の翌日

| | コメント(0) | トラックバック(0)

 

DSC_0085.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの店にあれを食べに行こう!」といわれる店の

”あれ”は自分の強み、売り。

『PHaTPHOTO』も”あれ”を持つ雑誌にしたい。

先日、FUJISAN.comの取材を受けた。

編集長インタビューのようなものだ。

「キラーコンテンツは何ですか?」と質問された。

「安心感があるのにいつも新鮮な驚きがある雑誌」と胸の中で考えてた。

10年かけてやってきたことだが、これからも同じように、

時間をかけてそういう雑誌へと創り続けていきたいと思っている。

 

編集部のAが、こんなことを気づいたとメモを渡してくれた。

そのままを紹介する。

「雑誌というのは、大勢による小さな善意の集合体で出来上がっているなと

実感します。企画の”48宜(よろし)”で声をかけた写真家が張り切って考えてくれたり、

印刷会社さんが後は任せてくださいと言ってくれたり、デザイナーさんが早く仕上げてくれたり、

掲載することで感謝されたり、お願い事をすぐに対応してもらったり。

10周年号をもうすぐ作り上げる中でそんな小さな善意を感じながら

感謝の気持ちでいっぱいになりました。こんな風に感じられる余裕が出来たのも、

私はまだ7年ですが、作り続けられたからだよなあと感じています。

まだ、終わっていないし、体はめっちゃつらいし心配事だらけだし、

休日も何もないんですけど…。」

疲れた心と体でせいいっぱいの感謝の気持ちを伝えてくれた。

 

制作していくプロセスの中で僕も同じ気持ちになることが多い。

気持ちが伝わるなぁと勝手に掲載した次第。

(入稿が終わった翌日、Aは振休を取りましたので安心ください)

そんな思いの連続の中で出来上がる『PHaTPHOTO』。

10月20日、10周年の記念号が店頭に並びます。

どうぞ、お楽しみに。

*写真はロスの海

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 入稿終了の翌日

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.cmsinc.jp/admin/mt-tb.cgi/299

コメントする

このブログ記事について

このページは、CMSが2010年10月 8日 17:48に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「席替え」です。

次のブログ記事は「『PHaTPHOTO』は10周年!!!」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.01