高木こずえ展「-MID-」、「-GROUND-」に行ってきました。
こんにちはー。
寒い日が続きますね。最近社内のエアコンの調子が悪く、気付くと暖房から超冷風がそよいでいるというけったいな現象が…。早く春にならないかと待ちわびています。
さて「PHaT PHOTO」2月20日発売号の印刷も無事終わり、ほっと一息ついた今日この頃。本誌でもおなじみの高木こずえさんの写真展が、2か所同時に開催されていると聞いてハシゴしてきました!
高木さんといえば2006年に写真新世紀グランプリ、カラーイメージングコンテスト準グランプリを受賞し、現在はTARO NASUに所属している写真家。2009年は「VOCA展2009」府中市美術館賞を受賞するなど弱冠25歳にしてどんどこと快進撃を続けています。
まずは有楽町駅から徒歩2分の第一生命南ギャラリー「-MID-」展。額装した大小の作品と名刺サイズくらいの透明シールプリントが広い壁にギザギザ、ぽつぽつと貼られていて、1枚1枚はもちろん天井の高い空間全体を見渡しても楽しめる展示です。作品のスナップは高木さんの手にかかると現実か夢かわからない風景になるから不思議。
もうひとつの日本橋高島屋で開催されている「-GROUND-」展はデパート6階の美術画廊なので20時まで開いてるのが嬉しい。こちらも日常のスナップだけど、たくさんの写真をコラージュして1枚に作り上げた作品。全体をみると赤味がかった金色の大きなホノウのようにも見えるけど、近寄って見るとその大きなホノウは猫や子どもや近所の家や通りやテレビの映像のようなものや、ふだん目にする風景の集積で出来上がっているのがわかる。めらめらと燃えるような数多のイメージを見つめていると、死ぬ直前ってこんな景色が見えるのかなあと思えてきたり…。
「-MID-」は3月12日(金)、「-GROUND-」は3月15日(水)まで。
展示はナマもの、気付いたら終わっちゃってます。どうぞお見逃しなくー。
★「PHaT PHOTO」Vol.55にも高木さんの作品が掲載されているのでこちらもぜひご覧くださいね。
青山ブックセンターでトークショー開催
高木こずえ×藤原新也 「最近、何やってるの?」
photo:(おなじみの)高木さんのぴーす
(あんどぅ)
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